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相続税と贈与税について

相続税

相続税 相続税とは、相続または遺贈により、財産を取得した場合にかかる税金です。

相続とは、被相続人の死亡により、法定相続人が財産を取得した場合の事を言います。遺贈とは、遺言により財産を取得した場合の事を言います。相続と遺贈は遺言の有無によって区別されます。

相続が発生した場合に、必ずしも相続税が発生とは限りません。相続税には基礎控除があり、遺産の評価額が"基礎控除"の金額以下の場合、相続税は発生しません。相続税の申告を行う必要はありません。
 

贈与税

贈与税とは、相続税を補完するための税金という位置付けされております。

生前に財産を他人に贈与することにより、将来の相続税の節税をすることが可能のため、脱税を防ぐための税金制度です。したがって、贈与税は相続税よりも高い税率が設定されています。

相続税の課税の仕組み

〔相続税の速算表〕(平成15年以降)

法定相続人の取得金額 税率 控除額
1,000万円以下 10%
1,000万円超3,000万円以下 15% 50万円
3,000万円超5,000万円以下 20% 200万円
5,000万円超1億円以下 30% 700万円
1億円超3億円以下 40% 1,700万円
3億円超 50% 4,700万円